ソリューション
オーダーメイドでお客様のニーズにお応えします。
開発・設計・製作・検査にいたる一貫した製作体制で行っております。
01課題解決
- 4K・20Kなどの極低温下で安定した物性の解析を行いたい。
- GM冷凍機を組込んだクライオスタットでご要望の極低温環境を実現致します。
- 極低温流体の蒸発ロスを抑えて効率よくユースポイントへ供給したい。
- SIVP(真空断熱配管)であればウレタンホーム断熱に比べて蒸発ロスが約1/40に抑えることが可能です。
02イノベーション
営業
目的、用途に応じた技術、ノウハウ、アイデアを提案します。
設計
長年の実績と経験に基づくノウハウでお客様の要望に応えます。
- ・溶接管理技術者(WES)
- ・2D、3D CAD
製作
高度な溶接組立技術
- ・ステンレス
- ・アルミニウム
- ・銀ロウ付け
検査
高圧、極低温、真空の各分野に精通した検査技術
- ・非破壊検査
- ・耐圧、気密検査
- ・ヘリウムリーク検査
03事例紹介
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液化水素実験用クライオスタット
液化水素環境下で多目的な実験を行う、光学式クライオスタットです。直径約φ560㎜、高さ約1800㎜、光学窓φ70㎜を14箇所装備しています。試料はトップロード式で有効径約φ58㎜まで導入することができます。オプションの専用トランスファーチューブを使用すれば、連続して液化水素を供給することができます。本製品は特定設備検査受験品です。
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万能試験機用ガス伝導冷却クライオスタット
既存の万能試験装置に後付けすることができ、極低温環境下での材料試験(圧縮や引っ張り試験等)を行うことができます。GM冷凍機を搭載し、試料はヘリウムガス雰囲気下で10~250Kの温度で安定した試験が可能です。計測線等はハーメチックコネクタを介して取り出すことができます。またユーザのニーズに応えるオプションにも別途対応することができます。
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DNP-NMR用ヘリウム循環冷却システム
近年、固体NMRの感度を向上させることができる動的核分極法(DNP)が注目されています。この分極法には極低温環境が必要となります。私たちは、制御(温度・流量)された極低温ヘリウムガス(20K~)を測定プローブへ安定的に循環供給する技術を開発しました。
その結果、測定感度を飛躍的に向上することに貢献しています。 -
超流動ヘリウム用光学クライオスタット
超流動ヘリウム環境(2.17K以下)で光学実験を行うことができるクライオスタットです。石英光学窓を4方向に備え、サンプルへのレーザー照射や照射後に発生する現象を捉えることができます。一度の液化ヘリウム供給で連続8時間程度の実験が可能です。実験中のサンプル交換は、超流動状態を維持したまま行える機構を備えています。
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ヘリウム液化システム用
三重菅式トランスファーチューブヘリウム液化装置で液化された液化ヘリウム(4.2K)を効率よくヘリウム貯槽へ移送する特殊な真空断熱配管です。真空断熱の三重菅構造になっており、液化ヘリウムが流通する内管、貯槽側から蒸発した冷ガスで内管を予冷するための中管を備えた構造になっています。私たちの極低温熱設計の技術が生かされた製品の一つです。